日頃よりＦＣ町田ゼルビアを御支援いただきまして誠にありがとうございます。

トップチームの選手・スタッフ、アカデミーのスタッフが23日(木)、警視庁町田警察署の協力を受け、暴力団排除・薬物乱用・八百長について研修会を開催しました。

警視庁町田警察署・組織犯罪対策課・舩崎和正課長代理にお越しいただき、実際に起こっている例を挙げながら約15分間の講義を受けました。舩崎課長代理は、2011年に起きた大相撲八百長問題の担当者であり、覚せい剤など危険ドラッグの取り締まり・取り調べの担当を歴任された方で、まさにスポーツ界で起きたことがある実例を挙げながら、その手口等についてご指導いただきました。

「ゼルビアは今、Ｊ２に昇格して結果も出されていて、あちこちで、そのことが話題になっています。皆さんのように、有名になったスポーツ選手に近寄ろうとしてくる暴力団関係者はたくさんいます。町田市内にも有名な系列の暴力団事務所があって、彼らが絡んでいる飲食店もある。危ない雰囲気のお店には絶対に入ってはいけないし、仮に入ってしまっても、すぐに出てきてください」などと暴力団問題は身近な問題だと力説。「何かあったらすぐに警察に110番してください」と話されました。

薬物乱用については、複数の資料を用意いただき、なおかつ約30分間の映像を見ながら、危険ドラッグを使用することの危険性を説かれました。映像は実際に使用して中毒になり、逮捕された方のドラマで、舩崎課長代理も「私も実際に担当していたが、単なるドラマではなく、実際の例と同じ。本当に気をつけましょう」と映像の世界だけではないことを強調されていました。

暴力団と薬物は、ある意味で一セットになっており、何気ない交友関係から暴力団関係者と知り合いになり、最初は被害はなくとも、あの手この手で“はめられていく”そうです。選手たちは講話と映像を真剣に見ながら改めて、他人事ではなく、プロスポーツ選手は一層、標的にされやすい事を痛感していました。

ＦＣ町田ゼルビアでは例年、暴力団問題・薬物問題などを考え、Ｊ２に初昇格した2012年以降、町田警察署にご協力いただき、数回の研修を行ってきました。クラブは今後も選手・スタッフ・社員に対し、子どもに夢を与える存在であり、地域の皆様に誇りを持ってもらえる存在になれるよう努力してまいります。

この度はお忙しい中ご協力いただきました舩崎課長代理をはじめ、警視庁町田警察署の皆様、本当にありがとうございました。

（カメラ協力：オリンパス株式会社様、機種：OM-D E-M1 詳細：https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em1/index.html）

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