トップチームは6日（日）、アウェイの大分銀行ドームでＪ２･Ｊ３入れ替え戦第2戦・大分トリニータ戦を行います。オフ明けの2日（水）より、最終決戦に向けたトレーニングがスタートしました。

午前9時より小野路グラウンドで開始。曇り空とは対照的に、選手たちは時折笑顔も覗かせながら良い雰囲気の中で練習が始まりました。ランニングなどでウォーミングアップをした後、恒例の体幹トレーニング、そしてパスコンを行いました。

この日は長い距離を走るというよりは、アジリティの強化に重点をおいたメニューが中心でした。終盤はボールを使ったパス＆ゴーの繰り返し、ステップを変えながらの奪取を行い、持ち味の球際の鋭さを発揮できるように取り組みました。

GK陣はウォーミングアップ、体幹トレーニングのあとは、基礎的なメニューをこなしました。キャッチングとパンチングを細かいシュート設定で行い、少しでも守備範囲を広げるべく、選手たちは油原GKコーチの蹴り込むボールに食らいついていました。

入れ替え戦の第1戦は2-1で勝利しましたが、選手たちは“まだ前半戦が終わったばかり”という認識で、誰一人、気を緩めてはいません。アウェイでの決戦ですが、勝利だけを考えて今週、しっかりと調整したいと思います。

大分は大変な遠路ですが、皆様ぜひ、選手を応援しに、お越しいただければと思います。難しい方もぜひ、それぞれの場所で、勝利に向けてパワーを送ってもらえますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

尚、練習後に李キャプテンにお話を伺いました。

○MF李漢宰選手
–今日から入れ替え戦第2戦に向けた練習がスタートしました。今週はどのような調整をしていきたいですか。
「リーグ戦と変わらず、常に自分たちが積んできたものが試合に反映されると思うので、そういう意味ではやはりホームで2-1で勝ったとはいえ、まだ何も手にしていないので、またしっかりとこの1週間練習を積んで、しっかりまたアウェイでの第2戦で全てを出し切れるように準備していきたいと思います」

–第1戦を終えて、ここは良かった、次も継続してやりたい、という点があれば教えて下さい。
「1つはＪ２の大分さん相手でも自分たちは自信を持ってやれればできるんだという、そういうものは掴みとれたと思います。90分通してチームとして我慢強く一体感を持ってできたというのは良かったと思います。そういう意味ではアウェイで行う第2戦というのは重圧もかかりますし、プレッシャーもかかる中でどれだけ自分たちを信じてやりきれるかが大切になってくると思うので、そういう意味では今までと変わらずチームとしてやはり最後のホイッスルが鳴るまで戦い続けるのが大切になってくると思います」

–当然、課題もあったと思います。期間は短いですが、今週の練習で取り組みたいことはありますか？
「大分さんとの試合のみならず、どの試合でも一緒なんですけど、やっぱり1試合の中で悪い時間というのがある中で、多少先に失点をしてしまってテンションが下がるというか、多少ネガティブな感じになる時間帯もあったと思うので、そういう時間をなるべく減らしたいのと、アグレッシブに自分たちらしくプレーする時間帯を増やすことで勝利に近づいていくと思うので、どういう状況であれ平常心を保って最後まで自分たちの戦いができればなと思います」

–第1戦のホームにはたくさんのサポーターがきてくれました。アウェイもたくさん来てくれると思いますが、改めてファン・サポーターの皆様にメッセージをお願いします。
「いつも応援ありがとうございます。第1戦の応援は、本当に感謝しています。サポーターの皆さんの声というのは僕たちの最後の一歩という意味で非常に助けに
なっていますし、後押しになっています。その中でホームでしっかり勝ちきることができたのは皆さんのおかげですし、自分たちもそれに便乗してしっかりやれたと思います。ただ、アウェイでまた違った雰囲気がある中で一人でも多くのサポーターの皆さんにかけつけてもらえたらと思いますし、そんな中で本当の喜びをみんなと分かち合えればいいと思っています。遠いですが、ぜひ応援をよろしくお願いいたします」

以上

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