【2014 明治安田生命J3リーグ第32節vs.福島ユナイテッドFC ○2-0】
FC町田ゼルビアは11月16日(日)、今季リーグ戦ホーム最終戦として、明治安田生命J3リーグ第32節・福島ユナイテッドFC戦を開催し、2-0で勝利した。2位のAC長野パルセイロに勝ち点1差の3位で、最終節(30日vs藤枝MYFC)を迎えることになった。
ゼルビアは今節、GK髙原が怪我のためメンバー外となり、修行が9試合ぶりに先発復帰。また島崎がリーグ戦2度目のメンバー入りを果たした。またペデウォンが右SBでスタメンをつかんだ。
立ち上がりからゼルビアが積極的に仕掛ける。福島はこれまでとは戦い方を変えてきたが、何とか対応して主導権を握った。そして前半13分、嬉しい先制点をつかんだ。
右サイドを駆け上がったペデウォンが久木野からパスを受けクロスを上げる。それを見事、孝司が頭で合わせてゴールネットを揺らした。
これでゼルビアがリズムを掴む。主導権を握ってボールを支配した。ただ追加点は奪えず、前半は1-0で終えた。
追加点が欲しいゼルビア。後半も積極的にゴールを狙ったが、福島もハーフタイムに対応策を練ってきたのか、対応してきた。そんな中、ゼルビアにアクシデントが起きた。GK修行がハイボールの処理の際、接触プレーでピッチに転倒。負傷交代となった。後半16分、リーグ戦初出場となるGK島崎が送り出された。
その後、激しい接戦が繰り広げたられたが、ゼルビアは集中を切らさずに対応。後半28分、福島の杉野が2枚目の警告を受けて退場し、数的優位となった。
そして後半41分、待望の追加点を奪った。左サイドから遠藤が大竹にパスを送る。中央、大竹はドリブルで仕掛けてラストパス。星野がしっかりと反応して右足でシュートを決めた。
その後もゼルビアが攻撃の手を緩めない。ロスタイムには孝司がチャンスを迎えたが、惜しくもポストに当ててしまい3点目はならなかった。試合はそのまま2-0で完封勝利!ゼルビアが福島を相手に野津田で初白星をつかみ、昨年の開幕戦の悔しい思いを晴らした。
尚、試合後にはホーム最終戦セレモニーを行い、場内1周後にはゴール裏のファン・サポーターの皆さんと記念撮影を実施した。2位でリーグ戦を終えれば、入れ替え戦で再び野津田で試合ができる。ゼルビアは最後まで己を信じて戦い抜く。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)