【2014 明治安田生命J3リーグ第25節vs.ブラウブリッツ秋田 ●1-2】
FC町田ゼルビアは9月14日(日)、アウェイで開催した明治安田生命J3リーグ第25節・ブラウブリッツ秋田戦に1-2で敗れた。順位はツエーゲン金沢に抜かれ、2位に後退した。
ゼルビアはキャプテンの李が出場停止をあけて復帰。ただ、今度は星野が出場停止で不在だった。また、三鬼が体調不良で不在となり、最終ラインはペ・深津・平・戸高といつもと違う顔ぶれとなった。
立ち上がりから、ゼルビアが前から猛プレスをかけたが、相手は最終ラインでボールを回していなしてきた。そして、空いた前のスペースを突いてきた。そんな中、前半13分に先制点を許した。ゼルビアの右サイドを崩され、クロスから三好にヘディングシュートを決められた。
秋田はいつものパス回しだけでなく、今回は早めにサイドのスペースに放り込んでくる戦い方を随所に織り交ぜてきた。それでもゼルビアは何とか対応し、前半32分、速い攻撃で同点に追いついた。久木野が遠藤の出した浮き球パスに反応。前に出てきた相手GKを外して浮き球で、移籍後初ゴールを決めた。
前半は1-1で終了。共にメンバー変更なく、後半がスタートした。何とか先にゴールを奪いたかったゼルビアだが、出鼻をくじかれた。カウンターを受け、熊林のパスから李に決められて勝ち越しを許した。
その後、ゼルビアは崇文に代えて木島、遠藤に代えて中島とFWを相次いで投入して同点を狙ったが、勢いに乗った相手を崩すことができない。攻撃面でも相手がリズムを掴む時間もあった。
秋田は過去2戦に負けているためか、最後まで運動量・気迫が落ちない。ゼルビアは終盤に深津が前線へ上がるなど、諦めずに最後までゴールを狙ったが、1-2のまま試合終了。アウェイとはいえ、悔しい敗戦となった。
尚、この日は勝ち点1差で2位だったツエーゲン金沢が、3位のAC長野パルセイロを下したため、順位が入れ替わり、ゼルビアは勝ち点2差で2位となった。
次節は21日(日)で、アウェイで『武相決戦』SC相模原戦を迎える。今度こそ、ファン・サポーターの皆さんの想いに応える勝利を掴むため、1週間しっかりと調整する。
▽フォトギャラリー(提供:ブラウブリッツ秋田)