※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、子ども達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。
Ciao!!!!!!!! 土方です。
2012年度のスクールも残すところ、あと1週間となりました。
今いる各会場のスクールメンバーと一緒にプレーできるのもあと少しです。
そんな中、火曜日の本町田では残り最後ということもあり、3,4年vs 5,6年の試合をしました。
今回はそんな試合で感じたことを書きたいと思います。
今回のこのような試合は初めてではありませんでした。 前に2回対戦していて、その際5,6年生が2連勝していました。
試合開始前、言わずと3,4年生は「絶対勝ってやる!!」という、ものすごく高いモチベーションでした。
5,6年生はいつもと変わらず冷静な入りだしです。
試合が始まると、3,4年生はボールを奪われたらすぐに奪い返しに行くという姿勢を自然とみせていました。全員がそのような姿勢をみせたことに僕は驚きました。
前の試合時は、ボールを奪われたらそのままの子もいれば、全然ボールに絡もうとしない子もいました。
けど、今回は違ったのです。 ボールを奪われたらがむしゃらに追いかけ、必死に声を出してボールをもらおう、絡もうとする子が出てきたのです。 絶対に負けたくないという気持ちが彼らを動かしたのです。
その結果、2-1と1点をリードした状態で前半を終えました。
一方、5,6年生は1点リードされた状態の中、後半どのようにして戦うかが楽しみでした。
前の試合時は、体が大きいことや足が速いことを利用して、どんな状況でもドリブル、ドリブル、ドリブルでした。
しかし、5,6年生はどうやってプレーしたら勝てるかをプレーで変わろうとしていたのです。
体ではなく、頭を使って。
どこにドリブルをするのか?どこでパスをするのか?前に前にと急いでいいのか?判断で勝つということにチャレンジしたのです。 そして、これも彼らの絶対に負けたくないという気持ちがそのように動かしたと僕は信じています。
体が小さくても、年齢が離れていても、サッカー、スポーツは必ず勝つ方法があるんです。そこに楽しみがあると僕は思います。
小さい子はどのようにしたら大きい子を抜けるか?
足が遅くても、早い子にボールを奪われないようにするか?
年齢や体じゃなく、頭なんです。
そして、その頭を動かすのがどんな状況でも負けないハート。
今回そんな熱い負けないハートが見れたことに僕は感動しました。
そして、今回試合の結果は4-3で3,4年生が勝ちました。
僕は3,4年生と5,6年生の試合での大きな変化に拍手を送りたいです。
彼らはこれから学年が上がって、違うクラス、中学生になってもサッカーだけでなくどんな時も熱いハートを持ってチャレンジしてもらいたいです。
これからもFC町田ゼルビアフットボールスクールをよろしくお願いいたします。 土方周宏