※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、 子ども達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。
平素は大変お世話になっております。スクールコーチの大前博行です。
先日、2013年度FC町田ゼルビアU-13 1次セレクションが行われました。参加者は約300人、将来が楽しみな選手達がたくさん参加してくれました。
今年の3月には、スクールスペシャルクラスのセレクションにも5・6年クラス、3・4年クラスともに100人近くの選手達が参加してくれました。
ゼルビアに入りたいという気持ちでセレクションを受けてくれた選手に伝えたいことがあります。
結果はどうであれセレクションに合格するために一生懸命取り組んだことが大きな財産になります。
セレクションを受けるにあたって、込み上げてくる感情、日常ではなかなか味わえない心理。また結果を受け、込み上げてくる感情—。
一生懸命に取り組んだからこそ、感じることができたのです。この経験は必ずみんなの力になります。
セレクションに合格した選手も、合格できなかった選手も将来の夢に向かって進むことを決して忘れてはいけません。
合格した選手は1つの自信になったと思います。合格できなかった選手は悔しい思いをしたと思います。
それぞれこのセレクションで得たものが今後の力となります。
最も重要なのは、将来の夢を叶える為に進み続けることです。
自分の思うようにいかなかった時にどういう行動ができるかは本当に大切なことです。
目の前の目標は果たせなかったけど、何としてでも将来の夢を叶えるために次の方法を考え進むことが大切です。
夢を叶える方法は1つではありません。
自分の思うようにいっている時も油断してはいけません。
なぜなら夢を叶えたわけではないからです。危険なのは思い通りにいっていることで、将来の夢に向かって努力することを忘れることです。
将来の夢を忘れず、それを叶える為に努力し続けなければなりません。
横浜F・マリノスの中村俊輔選手は高校生になる時、マリノスのユースに入れませんでした。
日本代表の本田圭祐選手も高校生になる時、ガンバ大阪のユースに入れませんでした。
インテルの長友選手は大学在学中、2年生までは応援の太鼓係りでした。
その悔しさを力に変えて取り組んだ結果が今に繋がっているのだと思います。
FC町田ゼルビア11番 酒井良選手は言ってました。
“どんな道を選ぶかより、選んだ道で何ができるかが重要だ”と
自分がどんな立場に置かれても、夢や目標を忘れず、それを叶えるために一生懸命に取り組んで欲しいと思います。
目の前の目標を達成できれば、それは自信になります。
自信を持つことは大切ですが、夢を叶える為に努力することを忘れてはいけません。
逆に達成できなければ、悔しさという力をもらえます。
その力が大きな財産になります。自信を失うことはありません。
将来の夢を叶える自分を信じて突き進んで欲しいと思います。
みんなの将来の活躍を楽しみにしています。
大前博行