【School Diary ~子ども達の未来~】 《第16回》出会い

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※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、 子ども達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。

こんにちは!スクールコーチの大前博行です。

 

サッカーの素晴らしいところの1つとして、“出会い”を与えてくれるところがあります。

 

8月29日(水)に野村不動産様の協賛のもと、小学1・2年生を対象としたプラウド町田カップを開催することができました。

今大会にゼルビアスクール生及びいくつかのチームが参加してくださり、総勢100人以上の子どもたちが優勝目指して闘いました。

ゼルビアスクール生は、32名の1・2年生が参加し、3チームに分けて出場しました。

当日チームを知らされた子ども達は、チームの中に名前の分からない子がいる状態からスタートです。

試合前のウォーニングアップで、身体を動かしながら、コミュニケーションをとり、名前を覚えて行く作業から始めます。

最初は緊張して消極的ですが、徐々にほぐれていき、自然とコミュニケーションが取れるようになっていきます。

この作業の中では、子どもにもよるとは思いますが、“勇気”が必要となってきます。

自分から積極的に行動が起こせるか。誰もやらないこと、言わないことを自分が最初にできるかどうか。ここの1歩の勇気が鍵になると思います。

そんな勇気の要る作業を応援してくれるのが、サッカーです。1つのボールを相手ゴールに入れるため、自分達のゴールに入れさせないために、みんなで闘う。これがコミュニケーションを深める後押しとなってくれます。

ウォーミングアップでコミュニケーションを深めます。そして試合を重ねることでさらに深まっていきます。

気がつけば、試合の合間に勝手に練習したり、相撲したり、子どもたちがみんなで遊ぶようになります。

こうなると、試合のほうもいい方向に運び、結果もついてきました。

実際に、私が監督をしたチームは、試合をこなすごとに良くなっていきました。みんなが仲良くなるのと同時に、動きが積極的になり、内容もよくなってきました。

2試合目に負けたチームに最後の試合で勝つことができました。相手はジュニアチームとして活動しているチームです。そこに当日できたチームでみんなよく闘いました。

サッカーで、感じれるものは1人ではなくみんなで頑張ったことで感じれたものです。これがコミュニケーションを深めるきっかけになると思います。一緒に一生懸命に闘ったことで生まれた感情。これがとても大きな財産になると思います。

私が今、お世話になっている人や仲良くさせてもらっている人は全てサッカーをやっっていたから出会えた人ばかりです。
もちろんスクール生のみんなにも。

初対面は恥ずかしいし、知ってる人がいたほうが接しやすいです。
でも誰も知らないところに飛び込むと、その勇気が買われたのかだいたい素晴らしい出会いがあります。
その時助けてくれるのはサッカーでした。
知らない人でも一緒にサッカーをやれば、なんとなく深まっていくような気がします。
それはルールのおかげなのか、特にゴールが決まったり、接戦を経験するとさらに深まるような気がします。

実際、長く付き合っている友達、これからも長く付き合っていきそうな友達はほとんどが一緒に闘った仲間です。

みんなにはサッカーを利用して色んなところに飛びこむ勇気を持ってほしいです。
勇気を振り絞った分、必ず大きなものが返ってくるも思います。

みんなの素晴らしい出会いを願っています。

スクールコーチ 大前

《第15回》好き嫌い

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