【School Diary ~子ども達の未来~】 《第11回》 確かな一歩

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※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、 子ども達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。

こんにちわ。スクールコーチの大前博行です。

ある練習試合のお話をします。

まずは結果から

1試合目 0-8

2試合目 0-5

3試合目 0-1

4試合目 1-4

 

完敗でした。

“本町田FC”

今年の6月からFC町田ゼルビアと業務提携を始めたチームです。

チーム自体は古くから町田にある歴史のあるチーム。今年度、縁があって提携することになり、ゼルビアからコーチを派遣しています。

最初チームは全員で4人。現在、ゼルビアのスクール生も何人か加わり、全学年で20人弱になりました。

1試合目、全くうまくいかず、相手に好きなようにやられました。

頭も働かず、ベンチから声をかけないとスイッチが入らない、プレーしないことが続きました。

1試合目が終わり、みんなに伝えたことは 

“続けること”

何をやらないといけないかはなんとなくわかっている選手もいますが、わかっていない選手がほとんどです。

自分たちのやるべきことをみんなで確認し、それを最後まで続けることを課題に2試合目に挑みました。

なかなか最後まで続けることができません。失点のほとんどは終盤の時間帯でした。

2試合目が終わり、もう一度みんなで確認して3試合目へ。

休憩時の子どもたちの表情、話す内容、話す様子も変わっていきました。

少しずつ続けることができるようになりました。

そして4試合目で待望の得点。

“待望の得点をあげた テラヤマ タカヒロ選手(6年)”

 

みんな勝ったかのように抱き合いました。その後足が止まって4失点。

結果は完敗。

でも、子供たちの表情は明るかったです。

勝つことはできなかったけど、自分たちのできる部分に気づけたようでした。

1日でこんなにも変われることに驚いきました。

小さくても、自分たちで感じることのできた成功体験。そしてそれによってみんなで味わった感情。

この積み重ねで上手くなり、強くなれるのだと思います。

確かな一歩を繰り返すことのできる環境をさらに創っていかなければと思いました。

余談ですが・・・

得点が決まった時、私は鳥肌が立ちました。

私はこの感覚をとても大切にしています。

これからもこの感覚を味わえるように、子ども達と一緒に頑張って行きたいと思います。

これからもFC町田ゼルビアフットボールスクールをよろしくお願いします。  大前

 

 

 

 

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