2017 明治安田生命 J2リーグ

04月01日(土) 14:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 0
0 - 1
1
FC岐阜
ゴール
スターティングメンバー
GK 21 髙原 寿康
DF 2 奥山 政幸
DF 5 深津 康太
DF 25 増田 繁人
DF 19 松本 怜大
MF 29 森村 昂太
MF 6 李 漢宰
MF 15 井上 裕大
MF 8 谷澤 達也
FW 23 戸島 章
FW 30 中島 裕希
ベンチスタート
GK 1 碓井 健平
DF 4 ボリス タタール
DF 24 金 聖基
MF 14 吉濱 遼平
FW 7 吉田 眞紀人
FW 17 遠藤 純輝
FW 39 重松 健太郎
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
72' 戸島 章 → 吉田 眞紀人
79' 李 漢宰 → 吉濱 遼平
82' 谷澤 達也 → 重松 健太郎
警告
退場
データ
FK 8
CK 3
PK 0
シュート 11
警告/退場 0 / 0
ゴール
71' 難波 宏明
スターティングメンバー
GK 25 ビクトル
DF 17 大本 祐槻
DF 15 田森 大己
DF 5 青木 翼
DF 16 福村 貴幸
MF 6 シシーニョ
MF 10 庄司 悦大
MF 28 永島 悠史
FW 22 山田 晃平
FW 24 難波 宏明
FW 11 古橋 亨梧
ベンチスタート
GK 21 高木 義成
DF 2 阿部 正紀
DF 27 ヘニキ
MF 7 田中 パウロ淳一
MF 8 野澤 英之
MF 23 小野 悠斗
FW 14 風間 宏矢
チーム監督
大木 武
選手交代
61' 山田 晃平 → 田中 パウロ淳一
79' 永島 悠史 → 野澤 英之
警告
68' シシーニョ
退場
データ
FK 25
CK 1
PK 0
シュート 9
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
2,819 雨のち曇 / 9.9°C / 54% 良芝、水含み
主審 副審 第4の審判員
大坪 博和 秋澤 昌治、熊谷 幸剛 國吉 真吾
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 0
0 - 1
1
FC岐阜
試合経過
前半1分

岐阜ボールでキックオフ!

前半2分

ゼルビア、左サイド松本のクロスボールに戸島がヘディングで合わせたが、ゴールの枠を外れた。惜しい!

前半7分

ゼルビア、PA内で相手からボールを奪った中島が右足シュートを放ち、岐阜の福村に当たってゴールラインを割りかけたが、福村にクリアされてゴールには至らなかった。

前半14分

ゼルビアの左サイドから松本がグラウンダーのミドルシュートを放ち、GKビクトルがはじいたボールを中島が押し込もうとしたが、ボールに触れず、相手DFに先にクリアされてしまった。

前半23分

ゼルビアの右サイド、スローインの展開から戸島、井上とボールをつなぎ、最後は井上がミドルシュートを放ったが、GKビクトルにキャッチされた。

前半32分

試合はこう着状態になっているため、深津から「シュートで終わろう!」という声が出ている。

前半42分

ゼルビアの右サイド、李のCKから戸島がバックヘッドで合わせたが、ヒットしなかった。

前半45分

前半のアディショナルタイムは1分と表示された。

前半は0-0で終了した。

後半1分

ゼルビアボールで後半キックオフ!

後半5分

ゼルビアの中央、スルーパスに抜け出した戸島がスライディングシュートを放ったが、GKビクトルがブロックし、そのこぼれ球を中島が右足シュートで押し込もうとした。しかし、シュートは惜しくもサイドネットだった。

後半12分

ゼルビアのセットプレーの展開から岐阜にカウンターを食らったが、山田のシュートはGK髙原がキャッチした。

後半15分

岐阜の選手交代、山田に代わって、田中パウロ淳一が入った。

後半19分

ゼルビアゴール前中央のこぼれ球を庄司にミドルシュートで狙われたが、ゴールの枠を外れて事なきを得る。

後半21分

ゼルビアの左サイドで井上が相手DFからボールを奪い、井上が森村へパスを展開し、森村が左足のシュートを放ったが、GKビクトルにはじかれてしまう。

後半23分

森村を倒したシシーニョに警告が出された。

後半26分

ゼルビアの右サイド、素早い岐阜のリスタートから古橋にクロスボールを入れられると、難波にヘディングシュートを決められて失点してしまう。

後半27分

ゼルビアの選手交代、戸島に代わって、吉田が投入された。吉田は移籍後、初出場となった。

後半31分

ゼルビアFKの展開から、増田がこぼれ球を拾い、松本へ展開し、松本が左足シュートを狙ったが、ゴールの枠を外れた。

後半34分

ゼルビアの選手交代、李に代わって吉濱が投入された。右サイドハーフの森村がボランチへ、吉濱が右サイドハーフに入った。

後半35分

ゼルビアの選手交代、永島に代わって、野澤が投入された。

後半37分

ゼルビアの選手交代、谷澤に代わって、重松が投入された。

後半45分

ゼルビアの左サイドでこぼれ球を拾った松本が左足シュートを放ったが、GKビクトルに阻止された。

後半45分

後半のアディショナルタイムは3分と表示された。

試合は0-1で終了した。

 

本日もご声援ありがとうございました。

○試合後の記者会見:相馬直樹監督

–まずは試合の総括をお願い致します。
「まずは4月に入った時期にもかかわらず、寒い雨も降るような気候の中、我々を応援に来てくださった方々にありがとうございますと感謝を申し上げたいと思います。まだ今季はホームで勝利を喜べていないため、勝利の喜びを分かち合いたかったのですが、それができずに残念です。結果を残せず申し訳ない気持ちでいますが、選手たちは最後までよく戦ってくれたと思います。今日の試合を勝利に持ち込めなかったことに対する私の力のなさを感じています。今日のところは負けてしまったという悔しいといったいろいろな気持ちはありますが、次の試合に向けてしっかりと切り替えていくことが必要かなと思っています。

立ち上がりは自分たちがリズムを作り、決定機を作りながらも、その時間帯で点を取れるか取れないか。それは試合の流れを大きく決める要素ではあります。その時間帯に点を決められずに、自分たちがリズムを作った時間帯が過ぎると、岐阜さんのポゼッションが続く展開となりましたが、それほど危ないシーンを作られることもなかったと思います。

ただ前半は攻撃への切り替え、特にボールを奪ったあとの一手目がうまくいかなかったです。そのため、ハーフタイムを挟んで、一手目のところで前にボールを出して、前でポイントを作れるか。そういうことが後半は必要だという話をして選手たちを後半に送り出しましたが、チーム全体としてはコンパクトさがなくなり、行ったり来たりした展開の中で、リスタートから失点を喫しました。失点場面について、こちらも選手交代の準備をしていたので、それほど流れが見えていなかったのですが、ベンチワークを含めてもう一歩早く動く必要があったのかもしれません。失点をしたあとは押し込む展開になったのですが、点を取ることができなかったので、あと一歩何かが足りないということだと思います。

今日の試合を通して全体的に感じたことは、少し自信というものが小さくなっているなと感じました。昨季がそうだったように、少し勝つことに慣れているのかもしれません。自分たちの立ち位置を見ながらしっかりと足を据えて戦い、自分たちを信じることを少しずつ大きくしながら、次の試合、その先の試合に向かっていければと思っています」

–2点あります。まずは最終ラインの選手起用について、いろいろな選択肢がある中で新加入の増田選手を先発で起用しました。その理由を聞かせてください。もう一点は、後半の立ち上がりから岐阜に押し込まれる展開になりましたが、その原因は先ほどのお話に出てきたコンパクトネスがなくなったこと、選手が自信をなくしていることが影響したからなのでしょうか?
「1日短い準備期間の中で、土岐田も怪我でメンバーから外れることも含めて、最終ラインに関しては再構築が必要でしたが、マグ(増田)でトライしようと決めました。チームのやり方自体に関しては2年前の2015年も一緒に戦っていて、当時から大きくやり方は変わっていませんので、アジャストすることはそれほど難しいことではないかなと思っていました。

ただゲーム勘は不足しているだろうとは思っていましたが、声やコーチング、押し込まれたときでも頭が下がるというよりも、人のお尻を叩くことがポジティブにできるというパーソナリティーの部分にも期待して彼を起用しました。久しぶりのフル出場だったと思いますが、良くやってくれたと思っています。またプレーの精度もやっていくたびに上がっていくと思っています。

後半に関しては、全体的に前でポイントを作れなかったことも原因の一つですし、後ろがなかなか前へ行けなかったこともその原因の一つとなりました。前へ出て行ったときに、全体が押し出せていれば良いのですが、全体が押し出せないまま、反対にサイドを変えられるシーンもありましたし、逆サイドから中へ持ち込まれるシーンも次第に増えていったと思います。

後半は前半と比べるとそういう形が増えてしまいました。コンパクトさがなくなってきたことがその原因でしょう。またボールを保持できる場面で保持できなかったりする場面もありました。それは自信の欠如がそうした影響につながっていると思います。まずベースとして、背後を突く形はチームとしてやっていることですが、ボールを保持できるときは保持すること、いくつかの選択肢がある中で、自信を持って前へ行くことも時には必要です。今後の戦いに向けて、自信を付けることを含めて、チームを成熟させていかないといけないのかなと思っています」

以上

〇FC岐阜:大木武監督 会見要旨

–まずは試合の総括をお願いします。
「負けてもおかしくない試合でしたが、粘り強く戦って、勝つことができました。これを続けていくことが大切だと思いますので、しっかりと準備をして次の試合を迎えたいと思います」

–1-0の勝利で、今季初の無失点試合でした。何度かピンチもあったと思いますが、選手が粘り強く戦ったと思います。無失点で切り抜けられたことについて、監督の評価をお願いします。
「今言われた通りです。セットプレーで点を取られていましたが、セットプレーで取られなくなりました。それでも、これまでの試合ではちょっとしたところで点を取られてしまい、勝ち星が拾えなかったのですが、今日はGKのファインプレ―などいろいろあったことにより、粘り強く守って無失点で抑えられたことは一つの進歩だと思います。それで勝てたことが本当に良かったと思います」

以上

▽選手コメント
○DF増田繁人選手
–復帰後、すぐの先発出場となりました。実際のプレーはいかがでしたか?
「前半は自分の中で少しフィットしていないと感じる部分はありました。ただ時間が経つにつれて、ここまでアプローチに行っていいんだと、次第に体が思い出してきました。それはポジティブに捉えて良いと思います。ボールホルダーへの寄せやボールに対するポジショニングなど、自分だけは遅いなと感じながらプレーしていました。もう一歩早くスライドしないといけない、もう一歩早くポジションを取らないといけないと感じながらのプレーでした」

–失点はしましたが、たくさんピンチがあったわけではない中で試合は進んでいったと思います。
「前半は結構左右に大きな展開をされたシーンが多かったと思います。ボールホルダーに素早いプレッシャーをかけることをしないといけないと、自分がもっとスライドを早くしないと、サイドの選手は守備がキツいんだろうな、と思いながらプレーしていました。でも反応として遅れてしまい、ボールホルダーにアプローチをかけられずに周りを苦しくしてしまう場面がありましたので、そこはもう少しスライドを早くして押し出すことをやるべきだったのかなと思います」

–GKには髙原選手、最終ラインには深津選手など知っている選手が多かったですが、やりやすかったですか?
「(松本)怜大くんもいましたし、やりやすさはありましたが、逆に救われました。プレーをしながらいろいろなアドバイスも受けましたし、それがあることで思い出せた部分もありました」

–自分のプレーに点数を付けるとしたら何点でしょうか?
「60点ぐらいですかね。最初からすべてできるとは思っていないので、半分を少し超えたぐらいです」

–最後にサポーターの皆様にメッセージをお願いします。
「『おかえり!』とか、本当に温かい声をいただいて感謝しています。まだホームで勝てていないので、次こそ勝てるように、その前にアウェイの試合があるので、そこで勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。これからも熱い応援をよろしくお願いします」

○MF奥山政幸選手
–町田移籍後初先発となりました。どんな心境でピッチに立ちましたか?
「試合に出たいという思いで町田に移籍をしてきて、開幕前のマリノスとのトレーニングマッチでも使ってもらっていましたが、そのときはチャンスを逃すような形になっていましたので、『やってやろう!』という気持ちでピッチに入りました。チームとしてもなかなか勝てない試合が続いている中で、ホームでの勝利が欲しかったので、個人としてもチームとしても勝ち点を獲得できずに残念です」

–失点場面について。
「僕も後ろから遅れて対応するような形になり、森村さんがプレッシャーをかけに行った場面でファウルになってしまいました。そのあとに素早いリスタートを展開されて、プレーで目を切ってしまったことが失点につながってしまったと思います。あの場面はきちんと対応しないといけません」

–相手がボールをつないでくる中で、守備の対応はどんなことを考えていましたか?
「両ウイングにボールが入って、そこからスピードアップしてくることが岐阜の攻撃をしかけるタイミングだったと思います。1対1でしっかりと対応することは意識していました。試合を通して、岐阜にボールを持たれることは多かったですが、逆に持たせているという心理状況で臨めていたので、それほど苦ではなかったですし、問題もなかったと思います」

○FW吉田眞紀人選手
–途中出場でしたが、移籍後初出場を果たしました。どんなことを考えながら、ピッチに立ちましたか?
「僕が出る寸前に失点をしてしまったので、失点をしたあとのタイミングでピッチに入ったことで相手も引いてきましたし、ゲーム展開としては点を取ることが難しい展開になっていました。個人としてはもっと迫力を持ってゴールに向かいたかったです」

–監督やコーチングスタッフからはどんな指示を受けてピッチに入りましたか?
「ゴールを狙っていくように、という指示を受けて入りました。ただ細かい部分はまだトレーニングに合流して間もないので、難しかったです。1点を追いかける展開になったことで、相手も裏のスペースをケアしてきましたし、その中でももう少しボールを落ち着かせることができれば良かったのかなと思います」

–試合後、スタジアムを一周する中でファン・サポーターの皆様から声をかけられたと思います。どんな言葉がありましたか?
「『頑張ってください』とか、いろいろな声をかけていただいたので、これからチームが上昇できるように、僕の力で貢献していきたいと思います。まずは試合に出たら得点を狙っていくので、得点できるように日頃のトレーニングから一生懸命やっていきたいと思います。引き続き、応援をよろしくお願いします」

以上