2010 JFL

06月06日(日) 13:00 KICK OFF 七ヶ浜サッカースタジアム
試合終了
ソニー仙台FC
2
0 前半 0
2 後半 1
1
FC町田ゼルビア
ゴール
前半22分:町田

前半31分:町田
スターティングメンバー
GK 1 金子 進
DF 2 橋本 尚樹
DF 25 谷池 洋平 (Cap.)
DF 5 山田 佑介
DF 28 斎藤 雅也
MF 4 瀬田 貴仁
MF 16 今田 傑
MF 7 大瀧 義史
MF 19 麻生 耕平
FW 6 桐田 英樹
FW 24 澤口 泉
ベンチスタート
31 遠藤 大志
18 木村 孝次
26 天羽 良輔
22 千葉 雅人
9 村田 純平
11 町田 多聞
17 大久保 剛志
チーム監督
選手交代
▽交代

後半21分:桐田→町田

後半40+1分:澤口→村田

後半40+3分 麻生→天羽



▽警告

前半29分:橋本
警告
退場
データ
FK -
CK -
PK -
シュート -
警告/退場 - / -
ゴール
後半45分:鈴木
スターティングメンバー
GK 22 吉田 宗弘
DF 3 藤田 泰成
DF 4 雑賀 友洋
DF 5 深津 康太
DF 2 津田 和樹
MF 28 星 大輔
MF 6 太田 康介
MF 25 鈴木 祐輔
MF 15 柳崎 祥兵 (Cap.)
FW 7 勝又 慶典
FW 33 木島 良輔
ベンチスタート
1 修行 智仁
16 斉藤 広野
14 大前 博行
11 酒井 良
17 鈴木 崇文
9 山腰 泰博
27 小川 巧
チーム監督
選手交代
▽交代

後半26分:木島→小川

後半31分:星→酒井

後半37分:柳崎→鈴木[崇]
警告
退場
データ
FK -
CK -
PK -
シュート -
警告/退場 - / -
試合終了
ソニー仙台FC
2
0 前半 0
2 後半 1
1
FC町田ゼルビア
試合経過
ソニー仙台に破れ、3連敗 正念場を迎えたゼルビア

 JFL前期第14節、FC町田ゼルビアは宮城県の七ヶ浜サッカースタジアムでソニー仙台FCと対戦した。

 アグレッシブな攻撃によって相手を上回るシュートを放ったが、後半22分と31分に立て続けに得点を許し、1-2で破れてしまった。この敗戦で、3連敗。順位は、Jリーグ昇格条件を満たす3位以内にいまだ踏みとどまっているものの、苦しい戦いが続いている。

 次節は、6月13日(日)、町田市立陸上競技場でホンダロックと対戦する。



前半はソニー仙台を圧倒 シュートチャンスを量産するが、得点は奪えず

 ここ5試合で11失点と不安定な状態が続く守備の改善をテーマに試合に入ったゼルビア。「今日は守備の改善を意識して試合に入った。今季初先発となったDF登録の鈴木(祐)をMFで起用したのも、彼の守備能力の高さを期待してのものだった(相馬監督)」

 その効果もあり、前半はほぼ危なげない試合運びをすることができた。もともとソニー仙台は堅守速攻を持ち味の一つとするチームだけに、相手を自陣に押し込み、ゼルビアが敵陣でボールをキープし、ゴール前まで攻め込む機会を多く作った。

 前半21分、右サイドでボールを受けたDF藤田が中央へアーリークロス。中央でそのボールを受けたMF柳崎がボールを落とすと、待っていたMF太田がハーフボレーで強烈なミドルシュート。しかし、これは相手GKのファインセーブにあい惜しくもゴールならず。さらに、これで得たコーナーキックでは、DF雑賀がフリーの状態からヘディングシュートを放ったが、わずかにワクを外れてしまった。

 前半25分、中央でボールを受けたMF太田がMF柳崎へボールをつなぐと、MF柳崎が力強いドリブルからシュートを放ったが、これは相手GKの正面に飛んでしまった。

 前半のシュート数は、ゼルビアの10本に対し、ソニー仙台は1本。ほぼ一方的にゼルビアが攻めたが、ゴールは奪えず、スコアレスで前半を終了した。



後半、立て続けに2失点 今季初出場のMF鈴木(祐)が一矢報いるミドルシュート

 後半は、立ち上がりからソニー仙台がアグレッシブにしかけてきた。後半10分には、ゼルビアの選手が中盤のエリアでボールを譲り合ってしまったところを、ソニー仙台に奪われ、ドリブルで独走を許しシュートを撃たれるピンチ。これはワクを外れ、ことなきを得た。さらに、コーナーキックを中央で待っていた相手選手がフリーでヘディングシュート。GK吉田の横を通り過ぎ、ゴールに吸い込まれるかに見えたが、MF柳崎がゴールライン上で辛うじてヘディングでボールをかき出し失点は免れた。

 勢いに乗るソニー仙台は、先取点を奪うべく21分にストライカーのFW町田多聞を投入。すると、直後の22分、左からのコーナキックをファーポストで詰めた町田がゴールに押し込み、ソニー仙台に先制を許してしまった。さらに、後半31分にも、相手のシュートをGK吉田がファインセーブで防ぐものの、そのこぼれ球をゼルビアの選手が譲り合ってしまい、その隙にFW町田に押し込まれて痛恨の追加点を与えてしまった。

 ゼルビアは、26分にFW木島に代えてFW小川、31分にMF星に代えてMF酒井、37分にMF柳崎に代えてMF鈴木(崇)を投入し、攻撃の活性化を試みるが、なかなかゴールを奪えない。後半ロスタイムに、FW勝又がゴール前で競り合ったボールのこぼれ球に走り込んだMF鈴木(祐)が、約20メートル距離から強烈なミドルシュートを決めて1点を返したが、反撃も一歩及ばず1-2で無念の試合終了となった。
【相馬直樹監督 試合後の談話】
ーー今日の試合の感想は?
 宮城まで多くのサポーターが駆けつけてくれたにも関わらず、悪い流れを断ち切ることができずに非常に残念。
 ここまで、失点が多い試合が続いたので、今日は守備の修正を意識して試合に臨んだ。その成果もあり、前半はバランスの良い守備を行うことができたのだが、リスタートで一瞬の隙を突かれて先取点を与えてしまった。ソニー仙台は堅守速攻を得意とするチームなだけに、先取点は与えたくなかった。それだけに、あのリスタートからの失点が悔やまれる。

ーー前節の試合後には、「気持ちの部分での修正が必要」という内容の発言をしていたが、改善は?
 気持ちの部分では、アグレシッブな姿勢でできた。もちろん、失点もあり、負けてしまったわけだが、「戦う気持ち」という部分では良かったと思う。
 先ほども話した通り、今日はまず守備を整備することをテーマの一つに入ったので、攻撃の部分で持ち味が発揮できないところもあった。次節は、この部分を修正したい。
 今季初先発の鈴木(祐)も、守備の能力の高さを期待して起用した。練習から好調を維持しており、今日も攻守に良いプレーを見せてくれた。

ーー次節へ向けて、サポーターへメッセージを
 なかなか勝利することができず申し訳ないという気持ちですが、私たちは前を向いて進むしかありません。現在は、もう一歩、前に進めない苦しい戦いを強いられていますが、ぜひ皆さんの後押しで私たちに力を与えてください。