○試合後の記者会見：相馬直樹監督
-まずは試合の感想をお願いします。
「今日のゲームは、ホーム初勝利を勝ち獲ろうという話を選手たちにしながら臨んだゲームでした。雨が降っている中、たくさんのお客さんに来ていただきましたが、それに対する感謝を結果で表すことができずに非常に申し訳なく思っています。正直、完敗です。我々のやるべきことができなかったですし、やらなければいけないこともすべて相手に上回られた前半だったと思います。ハーフタイムでは選手たちに、相手に球際の部分などで負けていると話して後半に送り出しました。クオリティーという言葉は使いません。気持ちが足りなかったと思っています。相手は決してクリーンなシュートではなくてもゴールを決め、我々は17本のシュートを打っても1つもゴールに入らなかった。これはクオリティーなどではなく、気持ちの問題だと思っています。選手たちにはこれが自分たちの実力だと話しましたし、もう一度しっかりとやっていきたいです。気持ちの部分を出せないような状況でピッチに立たせた責任は自分にあります。これをどう打開していくか、それにすべてが懸かっていると思っています」

-秋田は前半から、逆サイドに思い切って展開してくるやり方をしていたと思います。ワイドの選手も前節とは左右が入れ替わっていました。それに対しての驚きはあったのでしょうか。また、その後の対応や修正はどういう指示を出したのでしょうか。
「細かい話をしますと、（選手の配置も含めて）相手の狙いはアップ中に分かっていましたので、選手たちに伝えました。逆にそういう頭デッカチな情報を与えてしまったばかりに、バトルする部分や我々がこだわらないといけない部分に対して、頭が先に動いて体が動かなかくなった前半だったと思っています。そういう情報を与えてしまったことは私の責任ですし、相手のアップの動きを見る中で、その情報を入れざるを得なかったとも思っています。相手の情報を選手たちに与えた上でどう戦わせるかは、今後、私としても考えていかないといけないと思っています」

以上