○試合後の記者会見：相馬直樹監督
-試合の感想をお願いします。
「まず、ナイトゲームということで、町田から来ていただいたのに残念な試合をお見せすることになってしまって申し訳なく思っています。トーナメントのノックアウト方式なので、この大会は終わってしまい今後のことも考えて非常に残念ではあります。とはいえ、決まったことなので仕方ありません。試合は、僕自身の甘さが最終的に出てしまったのかなと思っています。選手たちは少し火がつくのが遅くなってしまいましたが、その部分も含めて僕の甘さだったと思っています。上のチームに胸を借りるチャンスがある大会でしたので、少しでも上に進みたかったのですが、そこは仕方がないので、逆に良い中断と切り替えていきたいと思います」

-ＡＣ長野パルセイロ戦から先発が7名入れ替わりました。日程のことも含めたメンバーだったのでしょうか？
「長野戦も相当タフなゲームをしましたし、傷んでいる選手もいました。不安を抱えている選手もいて、そういう部分でメディカル的に不安のない選手、スタートで出てもらうと（延長を含めると）110分出場してもらう可能性が出てくるので、疲労や不安を抱えている選手をピッチに立たせるのは勇気が必要だったのは事実ではあります。とはいえ、Ｊリーグのクラブにいる選手たちが、学生に負けてはいけないというインテンシティをきちんとつけて戦ってもらうようにできなかったのが僕自身の甘さだと思っています」

-0-3というスコアの中で収穫を挙げるとしたらどういったことでしょうか？
「何ができなければ、自分たちの時間にならないのかというのは改めて分かったと思います。選手たち、僕自身も再確認しました。こういう自分たちで招いてしまった部分、開始早々の失点や、試合への入り方、ボールの動かし方、今日は全体的に我々の試合の運び方ではなかったのは事実です。それが何に起因するかというのは、先ほど言った僕の甘さで、選手たちにチャレンジさせるメンタリティを持たせられなかったというのはあります。口ではこう言いますが、そういった雰囲気を作れなかったということに尽きるなと思います。今後、我々はなぜ今日は（いつもの力が)出せなかったのか、出せなければこうなってしまう、出せない中で戦う幅をチームとして持ちたいのは当然あります。けれども、ただこれから週1回のゲームになりますので、きちんとインテンシティを持って、そういうチームを作り直して鍛え直していきたいなと思います」

以上